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特集

向島〜墨堤、両国〜錦糸町散策 — 休憩処

見所:
散策地図寺社・史跡・名所立ち寄り処休憩処

Cafe雲水

東京都墨田区堤通1-3-6 Tel:03-3618-3057

  • 営業時間:10時〜18時
  • 休業日:月曜日(祝日の場合は翌日)

ずっと真っ直ぐ続く墨堤通り沿いに不意に現れる喫茶店。散歩に疲れた足をちょっと休めるにはもってこいの場所にある。 間口は普通の民家と変わらない風情であるが、店内は広々としていて温かい雰囲気。こちらのおすすめメニューはやはりコーヒー。ホットのブレンドだけでも4種類もある。 食事メニューはないが、甘味はあんみつ・白玉しるこなどがあり充実している。

中でもイチオシは「葛胡麻豆腐」。もともとは明治時代に創業した東京で最初の普茶料理(精進料理)の店であったという雲水。普茶料理店としての雲水は昭和50年に閉店したが、店名と葛胡麻豆腐のみが昔の流れを受け継いでいるとか。丹念に練り込んだ胡麻豆腐は、プルンとした舌触りのあとに胡麻の香りが口の中いっぱいに広がる。かたわらに添えられたほんのり甘いホイップと一緒に味わえば、また違った風味に。 甘味とセットにすれば、ドリンクが全品150円引きになるというのも嬉しい。

外観
外観
店内
店内
コーヒーと葛胡麻豆腐
コーヒーと葛胡麻豆腐

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長命寺桜もち

東京都墨田区向島5-1-14 Tel:03-3622-3266

  • 営業:9:00 〜 18:00(平日)9:00 〜 18:00(日曜・祝日)
  • 定休日:月曜

江戸の名物として、変わらぬ味を今に伝える「桜もち」が誕生したのは今から287年も昔のこと。

創業者である山本新六氏は長命寺の門番として住み込みで働いていた。彼の発案により、土手の桜の葉を集めて醤油樽で塩漬けにし、その葉で餅をくるんで販売したのが始まり。この桜もちの売れ行きは、「兎園小説(とぞの)」(滝沢馬琴の呼びかけにより、当時の文人が身辺で見聞きした珍談・奇談を綴ったもの)に記載されているのを見ると一目瞭然である。「1年間の桜の葉の漬け込みが31樽、一樽に桜の葉が凡そ2万5千枚ほど、葉の数が77万5千枚あった」とあり、餅ひとつを桜の葉2枚でくるんでいたので、およそ38万5千個の桜もちが売れた(一日1000個以上)という繁盛ぶりがわかる。

現在は、香りのよい葉を吟味し、西伊豆の大島桜の葉を半年間漬け込んだものを2枚から3枚で包んで作っているそう。大きな葉でしっかりと包まれた餅は、桜の香りが付くばかりではなく、乾燥からも守られている。作って3時間程したものが、あんもしっとりと餅になじみ、桜の香りも最高の状態。店内では最も美味しい状態の桜もち2つに、煎茶が付いて450円で楽しめる。

先人の発想と知恵に感心しつつ、江戸の味に舌鼓を打ってみてはいかがだろうか? (繁忙期の3、4月は店内飲食が出来ない場合があります)

外観
外観
店内飲食
店内飲食
大きな桜の葉
大きな桜の葉

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埼玉屋小梅

東京都墨田区向島1-5-5 Tel:03-3622-1214

  • 営業:9:00 〜 19:00
  • 定休日:月曜

創業100年の伝統ある和菓子処。当地名にゆかりのある名物「小梅だんご」は昭和40年頃に名物を考案した際に生まれ、それ以来愛され続けている。こしあん、梅あんそれぞれを求肥で包み、ごま・きなこ・青のりをトッピングした1串で3種の味わいが楽しめるという目にも舌にも嬉しい人気商品。新しく考案された「桜橋まんじゅう」は、桜橋の完成記念に発売したもので、X形をした桜橋を模して中央を窪ませ桜をのせた可愛らしい饅頭。つくね芋が生地に混ぜ込んであり、もっちりとした感触があとをひく美味しさ。

常連さんはご年配のかたが多いそうで、新商品の定着には5、6年を有するとか。そんな中で、定番商品を価格が上がることのないよう限られた範囲の中で最高級の原料を吟味し、四季折々の自然の風味を提供していきたいというオーナーの心意気に嬉しくなった。 店内では、ショーケースに並ぶ商品すべてと おしるこやあんみつなどもいただけるので、散歩のひと休みに最適ですよ。

内観
店内
小梅だんご(180円)
小梅だんご(180円)
桜橋まんじゅう(140円)
桜橋まんじゅう(140円)

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山長

東京都江東区亀戸3-60-21 Tel:03-3681-4975

  • 営業:7:00〜20:00 (販売)11:00〜19:30(ご飲食)
  • 休業:火曜日

香取神社の参道ともいえる大門通り商店街の入り口に位置する、昔ながらの下町の味を楽しめる甘味・食事処。

「下町の味 和のこころ」をモットーに、国内産のもち米や小豆などの原料を使用した餅や和菓子は素朴な味わいが嬉しい。大きな餅が二つも入った「田舎しるこ」は小豆の風味と弾力のある餅のハーモニーが絶妙。 また、ブームになる以前に始めたという「いちご大福」と一つひとつ手描きといううさぎの絵柄の可愛い山芋を使った饅頭「白うさぎ」は店頭販売の人気商品。苺大福は、甘くてみずみずしい苺にこだわり、11月〜5月にかけての期間限定商品だ。

店内メニューは大変豊富で、中華そば・ホットケーキ・あんみつといったさまざまなものが味わえる。店内は全席禁煙であるが、混雑具合によって応相談とのこと。 店頭販売は早朝の7時から営業しており、おにぎりやいなり寿司、美味しいだんごが並ぶ。

外観
外観
田舎しるこ500円
田舎しるこ500円
苺大福と白うさぎ
いちご大福と白うさぎ

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船橋屋(和菓子)

江東区亀戸3-2-14 Tel: 03-3681-2784

文化2年(1850)創業のくず餅ひと筋190年の老舗。関東・武蔵下総に特有の菓子であったくず餅を、下総船橋から上京した初代が亀戸天神境内で販売したのが始まり。

当時は江戸文化爛熟期にあり、亀戸天神界隈は参拝者で賑わっていた。また、広重が錦絵に描いた藤の花や臥龍梅、四ツ目の牡丹といった景勝としても有名で、粋人墨客らが立ち寄ってはに舌づつみを打ったため、素朴で美味しいくず餅は瞬く間に江戸名物となった。 原料費を惜しまず、いい製品を作るという志は創業当時から変わらずに受け継がれている。

15ヶ月間小麦澱粉を貯蔵発酵させたものを水洗いして蒸し上げたというくず餅は、表面はプルンとしながらももちっとした弾力がたまらない。黒糖と氷糖蜜をベースに4種の材料を加えて煮込んだという秘伝の蜜と、その日に使う分だけを焙煎するという挽き立ての新鮮なきな粉が絡めば、美味しいのは勿論のこと、栄養のバランスから消化、カロリーに至るまで完璧な菓子となる。

この味に魅了された著名人は大変多く、作家の永井荷風や芥川龍之介らもファンであった。また、喫茶ルームにある船橋屋の看板は、船橋屋の黒蜜が好物であったという吉川英治の墨書によるもの。 喫茶ルームではくず餅にあんと黒蜜をかけた「よしの餅」というひと味変わったものもいただける。

外観
外観
店内
店内
名物「くず餅」493円
名物「くず餅」493円

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